イタリアまにあからの大事なお知らせ：TorinoのレストランScannabueと協働でYoutubeチャンネルを開設しました。日本向けにアレンジされていない本物のイタリア料理のレシピを紹介しています。

ジーノ(Gino a Roma)：ローマのおいしいレストラン

予算：15ユーロ～　Wifi：あり　英語：OK

Wifiは席によって強さが違うのと、タリア自体Wifiが不安定なのでルーターがあった方が安心です。

総合おすすめ度：9.5点

　おいしさ　　：9.5点　　店員さん：9.0点
　くつろげる度：9.0点　　予約　　：必須

スペイン広場近くの地元民に愛される老舗レストラン

ローマに住んでいるイタリア人の友達に昔教えてもらったのですが、なかなか予約が取れないほどに人気の店なので、2年くらい行けませんでした。ようやく予約が取れて行ってみて、その人気の高さの理由がわかりました。カジュアルで安いしハーフサイズもやってくれて、しかもうまい。これはローマの地元の人達が足繁く通うのも納得です。

Ginoオンライン予約フォーム(日本語)

Gino(ローマのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

料理の写真は管理人が食事をした時のものです。

プンタレッレ	トンナレッリ	牛肉の煮込み
テール肉の煮込み	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店の外

写真クリックで大きな画像が見られます。
すぐ下に実際に料理を食べて感じたことが書いてあります。

Gino(ローマの人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

　プンタレッレ

　Puntarelle in salsa di alici

イタリア冬野菜の代表である旬野菜のプンタレッレにアンチョビのドレッシングです。
冬のイタリアではぜひ食べて欲しい冬の旬野菜の１つで、食感がパリパリというかバリバリです。
比較的淡白な野菜だけにアンチョビ、白ワインビネガー、オリーブオイルのドレッシングはよく合います。

　トンナレッリ

　Tonnarelli alla ciociara

この店のスペシャリテです。
シャンピニオンの香り、パンチェッタの塩気と香り、そこにグリーンピース特有の軽い香りが加わって、それぞれのうまみ同士を引き立て合います。
それらの食材の味がオリーブオイルとバターに溶け出して、その後に硬水と乳化して太めの生麺に絡みついていて、麺を噛み締めると小麦の味もしっかりしていて、必要十分なうまさが揃っています。
辛味は全くないですが、必要ないほどにそれぞれの素材が違う味わいを持っていて、十分なアクセントになっています。

　牛肉の煮物(ハーフサイズ)

　Spezzatino di vitellono

ソフリットとハーブに塩と白ワイン入れて煮ただけのシンプルな煮物ですが、煮汁が力強いです。
野菜の甘みと、それを制する適切な、というかローマのトラットリアらしい加減の塩で完成しているソースです。
肉も冷やす段階で浸透圧でソースの水分を吸わせている形で味がきっちり入っています。
グリーンピースも変な青みがない、日本では出会わない味です。
何てことないように感じますが、いい仕事しています。

　牛テールの煮物(ハーフサイズ)

　Coda alla vaccinara

相当うまいシチューという印象で、これをそのまま白いご飯にかけたら極上の丼ものになりそう、というのは日本人なら納得してくれる発想だと思います。
ローマの郷土料理だけあって、結構いろいろな店で出している料理で、テール肉はかなり脂っこく濃厚に仕上げているところもありますが、これはさっぱりしているので、おそらく丁寧に煮こぼしてるのでしょう。
かといってうまみは損なわれず、温めるときに入れたであろう茹でたセロリ(これも昔ながらのローマのレシピ通り)の苦味がとてもいいアクセントになっています。

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Gino(ローマのおすすめレストラン)の店舗基本情報：DETTAGLI

Vicolo Rosini 4, 00186 Rome
正式名称	Trattoria Dal Cavalier Gino
住所	Vicolo Rosini 4, 00186 Rome
電話番号	+39 06 687 3434
定休日	日曜日
営業時間	13:00 – 15:45, 20:00 – 23:00
予算	15ユーロ～
ホームページ	なし