総合おすすめ度：9.25点

　おいしさ　　：9.5点　　店員さん：9.25点
　くつろげる度：9.5点　　予約　　：必須

クリエイティブな料理をしっかり楽しめるレストラン
パドヴァにはレベルの高いレストランは多いものの、比較的郷土料理によせていることが多いのですが、このレストランはクリエイティブな料理をコースで楽しめます。
料理の味もですが、店内の雰囲気やサービスの内容こ考慮して、正直ミシュランの星がついていないのが不思議なくらいです。
キッチンはオープンキッチンになっていて、その目の前で調理や盛り付けをみながら食事とワインを楽しむのが個人的にはおすすめです。
ワインもグラスでいろいろ用意してくれていて、コースに合うワインを選んでもらって頼んでも対応してくれるようです。
 

Tola Rasa(パドヴァのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

ホタテとカルチョフィー	車海老のフリット	タコ
パプリカとイカノリングイネ	マグロのタタキ	カサゴのスープ仕立て
キイチゴとホワイトチョコ	お茶菓子	パン
フォアグラ	おしゃれな店内	おしゃれな店内
おしゃれな店内	おしゃれな店内	おしゃれな店内
おしゃれな店内	おしゃれな店内	おしゃれな店内
おしゃれな店内	おしゃれな店内	おしゃれな店内
おしゃれな店内	おしゃれな店内	おしゃれな店内
おしゃれな店内	おしゃれな店内	おしゃれな店内
おしゃれな店内	おしゃれな店内	おしゃれな店内
おしゃれな店内	おしゃれな店内	エントランス

Tola Rasa(パドヴァの人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

焦がし加減が絶妙なホタテを、アーティチョークのペーストの土くさい感じとアーティチョークのフリットのサクサク感でトッピングしています。 一口メニューにしておくにはもったいない、メイン級のおいしさです。 食欲をかきたててくれます。

まるで匂いが天婦羅で、マヨネーズの上にのっているので、そこそこ重そうに見えます。 がしかし、ライムマヨネーズなのですごく軽いです。 揚げたてなので衣もサクサク、エビの旨味も相当強い、そこに軽い香りのライムマヨネーズです。 言うことなし、うまいです。

山羊のカプリーノチーズの上に盛り付けたタコは、ゆでた後に表面を焼いたような味わいです。 このカプリーノチーズの鈍いミルク感がタコの味に合うのは驚きです。 パプリカのピュレを少量添えていることでパプリカ独特の香りも添加して、味が別のベクトルに向かいます。 いい前菜ですが、これもメイン料理になりえます。

パプリカ特有の味を軽めのトマトソースに封じ込めてリングイネと和えたところに、イカのソテー、イカの墨煮、かつお節をのせた料理です。 パプリカソースとかつお節がこんなに合うのは驚きです。 イカの味もパプリカと合うので、イカのソテーとか素揚げにパプリカのソースってのもありだなと思うような、料理意欲まで掻き立てられるパスタです。

マグロの味自体はうまいものの、合わせてるソースが面白いです。 みりん、醤油、ハーブ、スパイスで作った、日本的で食べたことのあるようでないような味わいです。 そえているマッシュポテトにはワサビが入っていてまたこちらも新鮮で、知っている食材なのに知らない味です。 日本の食材を使っているもののヨーロッパ感をしっかり打ち出していて、好感がもてる味です。

魚のダシがたっぷり聞いたおでんの汁のようなスープに焼いたカサゴを浮かべているのですが、カサゴには全く骨がなく、スプーンだけで食べ終わる柔らかさです。 横に添えられたニンジンのようなものは、オレンジとニンジンとレモンのピュレで、スープにまぜて食べると一気に清涼感が漂う仕掛けになっています。 味の強さはありながらも複雑味もあり、メイン料理にふさわしい味わいです。

締めのデザートは酸味を伴って口の中を軽くするキイチゴです。 シャーベットのキイチゴには、レモングラス、生姜、ミントが入っていて、これでもかと清涼感を高めてきます。 非常に不思議な感じに仕上がっています。 ホワイトチョコレートにしても、ムースだったりトルタ状だったり、目線を少しずつ変えていて食べ飽きません。

Tola Rasa(パドヴァのレストラン)の店舗基本情報：DETTAGLI

Tola Rasa(パドヴァのおいしいレストラン)のメニュー：MENU

Tola Rasaでは季節の食材でメニューを変えますので、レストランでご覧になってください。