総合おすすめ度：9.0点

　おいしさ　　：9.0点　　店員さん：9.0点
　くつろげる度：9.5点　　予約　　：必須

ミシュラン1つ星の遺跡ツアー付きレストラン
現代的な調度品と古くからの建物を合わせた、お洒落な雰囲気の中の食事ができるミシュラン星付きのレストランです。
基本的にはコースで頼むことになるのですが、コースだけで4種類あり、どれもなかなかオリジナリティに溢れた料理になっていて、比較的新しい料理を楽しめます。
そして、実はワインセラーを兼ねてる地下が、ローマ時代の遺跡になっていて、希望すればそちらでも食事ができます。
ただし空調がないので、夏はやめた方がいいとのことです。
食後に遺跡を見るのも楽しめます。
場所自体も街の中心付近なので移動も便利です。
 

12Apostoli(ヴェローナのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

鳥のハツ入りのフリッタータ	カルボナーラ	豚のクビ肉、レモンとフェンネル
パンナコッタ	メニューの表紙	黒板のメニュー
おしゃれな内装	おしゃれな内装	おしゃれな内装
おしゃれな内装	おしゃれな内装	おしゃれな内装
おしゃれな内装	おしゃれな内装	おしゃれな内装
おしゃれな内装	おしゃれな内装	おしゃれな内装
おしゃれな内装	おしゃれな内装	おしゃれな内装
おしゃれな内装	おしゃれな内装	おしゃれな内装
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12Apostoli(ヴェローナの人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

まるでチーズのスナック菓子のような前菜です。 適度に熱々のパルミジャーノチーズのスナックにさらにパルミジャーノをかけています。 溶けたチーズが中から出てきますし、周りにはチーズの粉末がかけてあって、これでもかとチーズの濃厚さを味わえる一皿です。

生ハムのクリームに酸味と甘みの少し効いている野菜を載せたほのかにあたたかい前菜です。 塩気と酸味と甘み、数種類の味を感じさせる前菜になっていて、前の前菜からぐっと複雑味を増してきています。

半分の茹で玉子とほうれん草に、卵の黄身と酢で作ったソースをかけています。 味わいとしては比較的シンプルです。 強いて言えば、ほうれん草はぬるい温度、ソースはやや温かい、玉子自体は常温と、温度差でコントラストを感じさせています。

ウナギの皮目をカリカリにしたソテーです。 白いソースはバーニャカウダのような、アンチョビ、ニンニクを効かせた感じのソースで、アクセントになります。 ウナギ自体のみ食べるとかなり淡白な味わいではありますが、皮目の食感からは日本人が想像するウナギとは別物です。

やや塩気が強かったものの、イカ墨にジェノベーゼをぶつけるというのは面白いアイデアです。 清涼感も加わってまた新しい味わいになったものの、やはりイカ墨は常に何よりも強くなり、イカ墨が主役に感じられるパスタです。 なんだかんだで支配力のあるのはイカ墨です。

パルミジャーノとトリュフのリゾットの上に、アニスを効かせた鳥のハツをのせています。 ハツの上にはセージが散らしてあって、清涼感のある軽さを演出しています。 トリュフが全てを支配しないようにほんの少量を隠し味程度に入れています。 全体的な味のバランス、ハツやトリュフでのアクセントの付け方が非常によかったです。

ブロードで3時間茹でた肉にパンとフォンドボーのペーストをかけて、上にホースラディッシュのスプーマをのせ、まわりにはホースラディッシュのソース、イタリアンパセリのソース、洋梨のマリネをまわりに盛り付けたメイン料理です。 肉は味わいがふっくらしていて、旨味もしっかりある、煮物として完成しています。 パンのソースは味の輪郭がはっきりしないようなはっきりするような不思議な感じで、 飾りのように添えてあるホースラディッシュやイタリアンパセリのソースをたまに合わせて食べて味を変えられるのは楽しいです。

クリームブリュレにまさかのミントが混ぜ込んである効果で、重たい感じはなくて、味はクリームブリュレなのに軽いです。 さらにキイチゴのジェラートが酸味を添加して味わいを別な方向で軽くしています。 ダメ押しでヨーグルトのクッキーがのっていて、別の酸味を足しています。 甘いのにちゃんと軽く、コースを締めくくるデザートにふさわしいです。

12Apostoli(ヴェローナのレストラン)の店舗基本情報：DETTAGLI

12Apostoli(ヴェローナのおいしいレストラン)のメニュー：MENU

12 Apostoliのフードメニューは季節によって変わりますが、HPに載っています。