総合おすすめ度：9.0点

　おいしさ　　：9.0点　　店員さん：9.0点
　くつろげる度：10.0点　　予約　　：必須

トリノのミシュラン1つ星のうまい店

シックな雰囲気の中で高級感のある食事をしたい場合、Vintage1997はイタリア全土の中でもベストチョイスの1つです。ミシュランの星付きの店なので味も雰囲気も高級なんですが、値段は結構良心的なのです。この値段、この雰囲気で、この値段というのはかなり嬉しいです。もちろん、きっちりピエモンテ料理を出してくれます。
Vintage1997では55ユーロのコースがあります。正直、日本人はこの量以上食べられる人は少数派だと思いますので、初めて来るときにはこのコースをチョイスすることをおすすめします。量と値段以外に、このコースのいいところは、いろいろなメニューを少しづつ楽しめるところです。

Vintage 1997 オンライン予約フォーム(日本語)

Vintage 1997(トリノのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

サラダ	マグロとエビとイカのサラダ	カンパチのラグー
マグロのステーキ	イチゴのムースとアーモンドのジェラート	ガスパチョ
小さなパン	アミューズのバター	パンナコッタ
前菜の盛り合わせ	タヤリン	タリアータ
自家製パン	ドルチェ盛り合わせ	鶏肉のサラダ
ブラサート	店内の様子	トリノ風カツレツと羊のグリル
タヤリン	ポルチーニのリゾット	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子

Vintage 1997(トリノのおすすめレストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

盛り付けがまず非常に美しいのですが、味も美しいです。 ソースはオイルとレモンと蜂蜜で作ってあって、甘みと爽やかさのバランスが非常に整っています。 このソースだけで非常に優秀なサラダなのですが、盛り付けてある野菜もそれぞれ微妙に温度を変えてあったりと、手間暇がしっかりかかっています。 まったく重くない素晴らしいサラダです。

単なる創作料理ではなく、しっかりピテモンテ料理を反映している前菜です。 マグロとアーティチョークのソースは、まさにこの地方のツナソースの味わいで、郷土料理を打ち出してあります。 全体として軽いままで食べきることができます。 郷土料理を残しながら新しい料理に仕上げた素晴らしい前菜ですし、塩加減など味も素晴らしいです。

アマルフィでよく食べられている太い手打ちパスタに、魚のラグーとフェンネルのソースです。 とにかくこのパスタは相当珍しいもので、小麦の味が最上級に強いです。 なのでとにかくラグーの味と小麦の味が噛めば噛むほど出てくるパスタに仕上がっています。 最初はなんて事ないように感じつつも食べ進めるうちにクセになっていき、最後の最後まで楽しく食べ終わることができる満足度の高いパスタです。

マグロをレアに焼いて、レモン、レッドペッパー、ほんの少しケイパーで味付けしています。 非常に爽やかで軽やかな料理です。 横に添えられたサラダほうれん草の味付けが甘味の少ないハチミツのような感じで、これも少しつけると味が変わっていきます。 シンプルで、サッと食べ終わる、軽めのメイン料理です。

イチゴのムースもおいしいが、アーモンドのジェラートが素晴らしくおいしくうなるレベルです。 アーモンド系のドルチェは、比較的杏仁豆腐感がでますが、それなしでアマレットのような味わいのジェラートです。 イチゴも甘さ控えめ、キイチゴのせて酸味足していておいしいです。

コースの前菜には、ピエモンテ地方の前菜盛り合わせがでてきます。 コース以外の場合、1皿づつ比較的多めの量で頼まないといけない各種の前菜を少しづつ複数種類出してくれますし、この1皿でピエモンテ州の代表的な前菜を味わえるようになっています。 また、ピエモンテは、フランスの影響を逆輸入で受けてる食文化ということもあり、チーズのソースとかも生クリームみたいにたてているので、軽くてうまいです。

ピエモンテ地方の名物Agnolottiを再構築した1皿がでてきます。 もともとAgnolottiというのはラビオリのような詰め物パスタなのですが、具材をソースにして、手打ちのロングパスタに絡めるようにした料理を提供してくれます。 Agnolottiのインサイドアウトバージョンといってもいい、詰め物パスタの中身をソースにして、麺はタリオリーニにしたバージョンです。 優しいながら塩気の調整で勢いがある味に仕上がっていて、どんどん食べたくなる味です。

タリアータのハーブ(ジェニパーベリー)と牛のだし汁(スーゴディカルネ)のソースに、とうもろこしの粉を煮た料理(ポレンタ)に野菜が添えられています。 やはりイタリアの肉なので、噛めば噛むほどうまくなってくる赤身の肉です。 また肉の焼き加減が最高なので、何も言うことなく素晴らしいしいです。 ジェニパーベリーの加減も適度ですし、ソースも肉より主張を控えめの強さに調整されているので、きっちりと肉のうまさを楽しめます。

コースメニューのメインとしても、そしてアラカルトメニューにもあるのですが、これは伝統料理ではなくてこの店の創作料理になります。 ミラノ風カツレツの衣にトリノ発祥のグリッシーニを使っていて、そこに羊のグリルも添えられています。 グリッシーニのカリカリでサクサクな衣の中に、上手に火を入れて柔らかい肉が包まれていて、歯ごたえのコントラストという意味では本家のミラノ風カツレツより楽しいです。

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Vintage 1997(トリノの人気レストラン)の店舗基本情報：DETTAGLI

Vintage 1997(トリノのおいしいレストラン)のメニュー日本語訳：MENU

Vintage 1997のホームページにメニューが載っています。