総合おすすめ度：9.5点

　おいしさ　　：9.5点　　店員さん：9.5点
　くつろげる度：9.5点　　予約　　：必須

ホテル内にあるフィレンツェのミシュラン1つ星レストラン

非常に豪華な、ホテルの中にあるレストランで、ミシュランの1つ星がついています。まるで中世のお屋敷に迷い込んだようなエレガントで優雅な空間の中で、ピアノの生演奏を聞きながらの食事ができます。味も雰囲気も非常に素晴らしく、これで星が1つというのは驚きで、２つ付いていても不思議はありません。料理の内容も、特にフィレンツェ近郊の郷土料理を一通り食べ尽くした後にきた場合、いわゆる再構築系であることがよくわかるでしょう。そういう歴史抜きにしてもレベルの高い洗練あれた味わいなので、ぜひとも予約をして訪ねてみてほしいです。場所も比較的、行きやすいです。
 

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Winter Garden(フィレンツェのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

バッカラのフリット	パッパアルポモドーロのタルト仕立て	オマールエビとガスパチョ
リングイネとセロリのジュース	豚肉	パイナップル
デザート盛り合わせ	お茶菓子	自家製パン
自家製パン	内装	内装
内装	内装	内装
内装	内装	内装
内装	内装	内装

Winter Garden(フィレンツェの人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

バッカラという塩漬けにしたタラを揚げて、マッシュポテトの上に載せた前菜です。 すごく変わった料理ではありませんが、非常に軽い味わいなのｔ、フワフワ感、火入れの適度さは丁寧な仕事を感じさせます。 ここから食べ始めるのに、ちょうどいいスタートです。

非常に面白い前菜です。 パッパアルポモドーロというフィレンツェの郷土料理に含まれる材料を分解して、それぞれを別に調理してケーキのようにしています。 煮ていないから味の輪郭が野暮ったくなく、味はパッパアルポモドーロなのにも関わらず、シャープです。 バジルソースがさらに爽やかさ演出しています。 こんなに爽やかに再構築される点で、実力を感じます。

トマトとパプリカのガスパチョの酸味とパプリカの癖に、オマール海老の力強い味わいと甘味が、それぞれの味の違いを引き立てあっています。 力強く他に負けない味を持っているオマール海老だから成り立つ、素材同士の高め合いが成り立っています。

エビのダシをたっぷり絡めたリングイネを真ん中に盛り付けて、まわりにセロリのジュースを添えています。 エビのパスタはライムで仕上げてるので旨みは強いのに軽いです。 セロリのジュースを混ぜると複雑味が増してさらに楽しいコンビネーションになります。 これはなかなかないぞ、と誰しも感じるような味ですし、セロリなしでも楽しめると思われますが、セロリを入れることで今まで体験したことない味に仕上がっています。

カリッカリにした豚の脂身の部分と、しっとりふんわりした赤身の部分との味と硬さのコントラストが印象的なメイン料理です。 フェンネルのアニス感とキイチゴの甘酸っぱいソースで複雑味をましていて、完成度が素晴らしい料理です。 特に、この脂身のカリカリ具合は秀逸です。 うまくナイフが入っていかないぐらいにカリッとしています。

紅茶クリームが割と甘いがパイナップルの酸味で制している感じです。 口直しのデザートとのことですが、口直しのつなぎにしてはうますぎます。 紅茶のクリームはこんなに軽くてうまくなるの？という印象です。

パイナップルのミルフィーユをカラメライズしたものと、ココナッツのジェラートです。 カラメリゼが非常に効果的になっているパイナップルのミルフィーユは、よくこんな方法思いついたと思うレベルのすごさを感じます。 パイナップルのさっぱりした味と、カラメリゼの濃厚さが合わさって味のコントラストになっています。

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Winter Garden(フィレンツェのおすすめレストラン)の店舗基本情報：DETTAGLI

Winter Garden(フィレンツェのおいしいレストラン)のメニュー日本語訳：MENU

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