総合おすすめ度：8.75点

　おいしさ　　：8.75点　　店員さん：8.75点
　くつろげる度：9.0点　　予約　　：必須

ビオワインを楽しみながらのカジュアルな食事

小さなレストランなので、すぐいっぱいになってしまうようですが、前菜とパスタとリゾットとデザートのみのシンプルなメニューなので、比較的回転は早いようです。ワインに関しては、レストラン自家製のワインを作っているようで、そちらのテイスティングメニューや、化学的な成分を添加していない、いわゆるビオワインの品揃えが充実しています。好みを伝えればいくつかの提案をしてくれるでしょう。
パスタやリゾットについては、かなり手の込んだものや珍しいものが多いのですが、シンプルにおいしいですし、比較的優しい味です。
濃い味や強い味に疲れた時に、下にも体にも優しいワインや料理を楽しみに行くのに、丁度いいレストランです。
 

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Vivanda(フィレンツェのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

３種類の前菜の盛り合わせ	トリュフの詰め物パスタ	モッツァレラの詰め物パスタ
森のフルーツのリゾット	ベリーを載せたチーズケーキ	ティラミス
パン	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子

Vivanda(フィレンツェの人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

ビーツのペーストの上に置かれたブロッコリー団子は、ビーツの土臭さとブロッコリーの鈍い甘みのコンビネーションで、かなり力強い味わいです。 洋梨のフランは甘さはなく、ゴルゴンゾーラと洋梨という定番ながらよく合う組み合わせに仕上がっています。 揚げパンは、これでもかというほどのカリカリの食感にチーズのムースで旨味と柔らかさを添加しています。 どれも動物性の食材を使っていないのに、優しくなりすぎずにインパクトがある味わいで、前菜にぴったりです。

半月状の形をした詰め物パスタは、噛んだ瞬間にトリュフの鋭い香りが鼻腔を通してガツンときます。 続いてリコッタの甘みと、火を入れたほうれん草の別の甘みが、トリュフの味と合わさって口の中で旨味の層を作り上げます。 パスタの中に全て閉じ込められていますが、その分噛むたびに楽しめます。

モッツァレラを詰めたパスタに、トマトソース、バジルソース、ブッラータを載せた、いわゆるイタリア料理で想像する、王道の組み合わせです。 当たり前の組み合わせだけれど、予想を裏切らない味わいで美味しいです。 味の想像が容易で説明はいらないのに、美味しくてリピートしたくなるようなパスタです。

この店のスペシャリテのリゾットです。 色からするに甘い味を思い浮かべてしまいますが、まったく甘さはなくて爽やかさと色のみを添加したチーズのリゾットになっています。 ふつうのリゾットと比べると軽やかな食べ心地で、重さがなくてサラッと食べられてしまう風味のよさが、フルーツを使った効果なのでしょう。 米は割と柔らかめ、とはいってももちろんきっちりアルデンテです。

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