総合おすすめ度：8.0点

　おいしさ　　：8.0点　　店員さん：8.5点
　くつろげる度：8.5点　　予約　　：必須

優しくて胃が疲れないボローニャ料理

基本に忠実で、全く重くない料理を食べることのできるレストランです。ホッとするような味の料理が多くて、地元の人からはかなり人気が高いようです。悪く言えばパンチがないとも言えますが、刺激的ではないので幅広い年齢の人に人気のようです。
またボローニャでは珍しく、肉系の料理と魚系の料理の両方をちゃんと用意していますし、それぞれメニューも分かれています。ボローニャを見渡しても、肉系の料理と魚系の料理が同数ずつある店は少ないです。

Teresina(ボローニャのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

肉団子	クリーム状のズッキーニソースとえび	ポルチーニのラグー
ショートパスタ、ブロッコリーのソース	チコリとうさぎのグリル	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子

Teresina(ボローニャの人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

肉団子自体は割と普通な味わいと思ったのですが、食べすすめるうちに感じるのは、つなぎなしビーフ100%なので、肉の味が強いことです。 実は肉団子よりもトマトソースが激ウマです。 これは、肉団子を煮るときに、たくさんの数を煮ることで、トマトソースにたっぷりと肉のダシが出ることによるものです。 レストランならではの大量に仕込む恩恵を感じます。

エビが主役に見えて実は違います。 ひたすら、ズッキーニの味がいかに優しいかを強調しているの味です。 エビは基本的に味が強いはずなのですが、ズッキーニのクリームと一緒に食べると、ズッキーニに負けてしまいます。 完全にズッキーニの優しい味わいがいかに力強いのかを感じるための料理です。 ミントは優しい味わいを引き締めるために本当に隠し味的に入ってるだけです。

ポルチーニを炒めて、白ワインで軽く煮てるソースをタリアテッレに合わせているシンプルなパスタです。 ポルチーニを使っているので香りはとても強いですが、しつこさが全くないです。 使っているオイルの量も少ないようで、割と軽い感じで胃が重くならずに食べ終われる料理です。 麺もモチモチで優しく小麦の味をしっかり感じられます。 全体的に優しい味わいです。

アンチョビで味付けしたパン粉がまぶしてあるのですあが、塩気とスパイシーさを出してアクセントになっています。 ブロッコリーの優しい味わいに塩気と複雑さを足し算するための、アンチョビ味のパン粉の味わいです。 ソースに湿らせて水分を戻してあげるとさらにうまくなるパン粉がパーフェクトです。 簡単につぶせる位の柔らかさまで茹でて甘みを強調しているブロッコリーも、ソースとして野菜を使うのがいかにパスタに合うかを教えてくれます。

チコリの苦味を、うさぎの優しい風味にぶつけた味です。 うさぎは鶏肉に近い味わいで割と淡白なので、そこにアクセントのある野菜を合わせることで、全体的にバランスを取っています。 とはいえ、野菜のアクセントなので優しいメリハリです。 うさぎの皮目はパリッとジューシー、身の部分はややしっとりしてて、食感としてもバランスを取っています。

Teresina(ボローニャのおすすめレストラン)の店舗基本情報：DETTAGLI

Teresina(ボローニャのおいしいレストラン)のメニュー日本語訳：MENU

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