総合おすすめ度：9.0点

　おいしさ　　：9.0点　　店員さん：9.5点
　くつろげる度：8.5点　　予約　　：必須

ミシュランガイド掲載、ワインのために食事があるワインマニアがオーナーのレストラン
トリノにはワイン愛の強いオーナーがやっているレストランがいくつかありますが、ここもその1つで、オーガニックワインも含めて相当個性の強い、ワイン好きを唸らせるワインを置いています。
食事は伝統的なピエモンテ料理というよりは、ピエモンテ料理を基本にしてワインを楽しめるようにチューニングされ尽くしたメニューになっています。
小さな店なので予約必須ですが、ワインが好きな人にはぜひ訪れてほしいレストランの1つです。
ワインはもちろん、ワインを主役にした料理を楽しめます。2019年からミシュランガイドのビブグルマン部門（コスパのよい素晴らしい店部門）にも掲載されています。

Contesto Alimentare(トリノのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

マリネした鴨のグリル	いわしのタヤリン	羊の肉団子
ラグーのタヤリン	牛ハツのグリル	カボチャのラビオリとエスカルゴと揚げトリッパ
ラグーとピスタチオのキタッラ	マスのケーパーソース	レバーのパテとイチジク
牛肉のタリアータ	自家製パン	内装
内装	内装	内装
内装	内装	内装

Contesto Alimentare(トリノのの人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

料理だけではなくて、ベルモット酒と一緒に提供されます。 これは完全にベルモットが主役の料理で、レバーのパテとイチジクだけ食べても美味しいのですが、ベルモット酒と一緒に食べることで相乗効果があるようになっています。 一口食べて一口飲んで、をしてると酔っ払いができあがる仕掛けです。

フワッと、まるで蒸したかのようなマスに、甘みと酸味があるケーパーのソースを合わせています。 割と優しい味です。 優しさがある味だけに、甘味の強くないさっぱりした酸味のある白ワインが合います。 これもワインのための料理です。

これも完全に酒のつまみです。 ラビオリはかぼちゃが入っていて甘みがあるスタンダードな味ですが、トリッパのフライは癖のある内臓の味なのでワインがほしくなりますし、エスカルゴのほうれん草のような大地の味もワインがすすみます。 完全にワインをおいしく飲む、すすませるための料理です。

イワシのソースがバッチリ効いているタヤリンです。 シャープな塩気のイワシが、ワインを欲しがらせる味わいです。 特によく冷えた発泡系の白ワインと合わせるためにあるような料理、といっても過言ではないでしょう。

これもまたワインに合いまくる料理です。 鴨もしっかり焼かれていて少しだけパサっとしているからワインを欲しますが、ワインを口に含むと一気に味が広がるように調理されています。 イチジクの赤ワイン煮もまた、適度な甘みがワインに合います。 ワインを楽しませる、飲ませるための料理です。

Contesto Alimentare(トリノのおすすめレストラン)の店舗基本情報：DETTAGLI

Contesto Alimentare(トリノのおいしいレストラン)のメニューについて：MENU

メニューは定期的に変わります。残念ながら日本語メニューはありません。コースメニューも2019年から始めていますので、コースで頼むのもいいと思います。