総合おすすめ度：9.0点

　おいしさ　　：9.25点　　店員さん：9.0点
　くつろげる度：9.5点　　予約　　：必須

ミシュラン1つ星の創作系も伝統料理もあるレストラン

ミシュランの星がついているレストランで、いわゆるコースだとローマ料理とは全く違うようなものを出していますが、単品ではコテコテのローマ料理中心の組み立てになっています。管理人はコースの方を頂きましたが、全体的にかなりのレベルの高さでしたし、相当細かい味わいにまで気にしていてお金を払って食べる意味をしっかり感じました。難点はワインがやたらと高いところで、ローマの他のミシュラン星付きの店の水準よりも高いです。ワインは控えめにして料理を食べるために行ってみるのがいいかもしれません。

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Convivio(ローマのミシュラン星付きおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

キャビア	フォアグラを挟んだマカロンとベルモット	イカとプンタレッレ
うなぎとポレンタ	アーティチョークソースのフジッリ	トリュフの香りのサルサ
豚を使った小さな料理達1	豚を使った小さな料理達2	デザート
デザート	グリッシーニ	あたたかい自家製パン
天井から吊り下がっているチップス	チップスなし	食後のエスプレッソ
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子

Convivio(ローマのミシュラン星付き人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

アンチョビや唐辛子を混ぜて味付けしてあるキャビアらしいのですが、イタリアでこういうキャビアの出し方を見るのはめずらしいです。 バターと暖かいバゲットと合わせていただきます。 泡ものの食前酒には非常に合う味で、これだけで延々と飲めそうなおつまみです。

完全に酒のつまみな雰囲気の味に仕上がっています。 マカロンのカリカリとフォアグラのジューシーな味わいに後押しでベルモットの甘みを口の中で混ぜて食べます。 味の層ができあがって、食欲が増します。

うますぎます。 イカ墨のソースからしてずっと食べ続けたいレベルでうまいです。 イカの足はカリカリになってて身はふっくらな火入れで、イカの体の中には白身魚のミンチみないなのをピーナッツと胡椒などで複雑に味付けしたものが入っていて、どれだけ沢山の味わいを含めてるのかと思う料理です。 それぞれ単品でレベルが高いのに合わせても喧嘩せずに高め合っています。

豚の骨のまわりに巻いたうなぎのイタリア的な蒲焼きです。 うなぎはイタリアでもよく食べられますが、ローマではあまり出しているところはないです。 日本人的には、味自体に驚きはありません。 それよりもポレンタにかけられたトマトソースですが、肉でたっぷり出汁をとってトマトソースに仕立てていて、これだけでパスタにしてもうまそうなのに、それを単なる前菜の一部に使う点、手が込んでることこの上なしです。 酢で作ったジャムも一緒に食べると全体の味が軽くなります。

この緑のソースが、苦味やら土臭いやらのアクセントでいい意味でうまいです。 野菜のブロードでアーティチョークを煮たものらしいです。 上にはカリカリに揚げたアーティチョークとキャビアのカラスミ。 キャビアのカラスミはなかなか食べる機会がありませんが、そこまでふつうのカラスミと違うところはない印象です。

ウィスキーとパルミジャーノのソースを含んだソースを牛肉のタルタルにかけたタコスです。 ここまでは普通なのですが、なんと手にトリュフオイルをつけて手でつかんで食べて、手の中で味が完成するという今までに聞いたことないような食べ方です。 お店の人がスプレーで手にトリュフオイルをかけてくれます。 味はおいしいのですが斬新すぎて戸惑います。 食べ終わった後の手がトリュフ満載にもなります。 その後のトマトのジェラートはなかなか唐辛子が効いていて口直し用の位置付けです。

水餃子、りんごマヨネーズとりんごのタコス、皮を揚げたもの、レバー、そして、豚の脚と酢でマリネされたサラダです。 豚の全身を少しずつ使うみたいなコンセプトのようですが、相当に手が込んでいます。 特に豚の脚は甘く調理されていて、そこに酢の香りをまとった紫キャベツとハーブのサラダが甘さに酸味を加えてて、味の層を作っています。

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