総合おすすめ度：9.5点

　おいしさ　　：9.5点　　店員さん：9.5点
　くつろげる度：8.5点　　予約　　：必須

尋常じゃないレベルのビオワイン＋おいしい料理＝楽しい時間

正直、このレストランは毎日でも行きたくなるポテンシャルをたぶんに秘めているレストランです。
まずワイン、イタリアでもここまでコアでマニアックなワインをどっさり置いているレストランやワインバーを見たことがありません。そのこだわりも理解できます、というのはオーナーのピエトロさんは超ワインマニアで、常にブラインドテストを趣味でやっているレベルのワインオタクです。
そして料理は、そういう個性派のすばらしいワイン達に負けない力強いピエモンテ料理です。
正直、思い出すだけでこの店に行きたいと思ってしまうレベルです。イタリアワインの真髄を少しでも垣間見たい場合、このレストランに行くべきです。

Consorzio(トリノのおいしいレストラン)の料理等写真：FOTO

牛の膵臓	ラビオリ、鶏のトサカのソース	内臓系4種類盛り合わせ
チョコレートケーキ	パンナコッタ	グラスワインリスト
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	店内の様子	店内の様子
店内の様子	すばらしいワインの数々	店内の様子

Consorzio(トリノの人気レストラン)の料理などのレビュー：RECENSIONI

グラスワインからボトルワインのリストから、イタリアワインの特にビオ系のワインに特化して、ちょっとレベルの違うワインの数々を取り揃えています。 日本では入手困難だったり、買うとちょっと高すぎるものばかりですが、ここでは日本に比べるとだいぶ安く飲めます。 店員さんに委ねて、食べたい料理を伝えて、グラスなら何杯位飲むか、ボトルならおすすめのワインを聞けば、あとは待っていれば極上のワインを持ってきてくれます。 心からワインを楽しめる時間を過ごせるでしょう。

ツボに入ったまま料理が運ばれてきて、目の前で皿に盛り付けてくれます。 膵臓がトロトロですがブヨブヨではなく、エシャロットとオレンジを一緒に食べると味のアクセントになります。 ソースがかなりうまくて濃厚で、なのに軽いです。 肉からとったソース(スーゴディカルネ)とバターだけらしいのですが、ツボの中で一緒に蒸された膵臓のダシも出ているのでしょう。

ラビオリ自体はトルテッリーニっぽくて割と普通の味、というかシンプルな味わいですが、ソースがすごいです。 鶏のトサカや内臓でとったソースで作る「finanziera」というピエモンテ州の濃厚な味わいの郷土料理を合わせているのですが、そこで終わっていないのです。 いわゆるハンバーガーに入ってるピクルスを最後に加えて、酸味と旨味を凝縮させて、食感のコントラストを与えています。 ピクルスを一緒に合わせてここまでのクオリティーのソースができるとは想像すらしたことがありませんでした。

ブタのヒヅメのコロッケは、臭すぎない臭みがいいアクセントになっています。 骨髄のフリット、骨髄自体はそこまで味はしないのですが、めちゃくちゃモチモチで、周りの衣とのコントラストが楽しいです。 トリッパの煮込みは、いわゆるトリッパの煮込みですが、歯応えの残し方が非常に上手です。 トリッパのサラダは、レモンとオリーブオイルで軽く仕上げてあるにもかかわらず、焼き目の焦げ目が苦味を出してくれて、トリッパ自体のやわらかさと焼きが入ったところとの歯応えの違いが素晴らしいです。

Consorzio(トリノのおすすめレストラン)の店舗基本情報：DETTAGLI

Consorzio(トリノのおいしいレストラン)のメニュー日本語訳：MENU

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